ビルメンテナンスから、設備、エネルギーマネジメントまで、高い技術力を持って、幅広い総合管理を手掛けている、関電ファシリティーズ株式会社さま。β版よりhakaru.aiをテストしていただきながら、正式導入をいただき、今ではメーター数も増やしながら、業務の効率化も進んでいるといいます。
導入までの道のりやその具体的な効果について、技術企画部の松元秀樹さまにお話しを伺いました。
関電ファシリティーズ株式会社 技術企画部 松元 秀樹さま
── 関西エリアに限らず、ビルのメンテナンスからあらゆる施設の管理を、全国で手掛けていらっしゃいますが、メーター検針業務での課題はあったのでしょうか。
── 業務過多の解消と、誤検針を発生させない仕組みを探しておられたのですね。
当社のhakaru.aiは、β版のテストからご参加いただきました。
テスト後には厳しいご意見もいただきましたが・・・、製品版へのご感想をおねがいします。
まずはiOSへの対応をしていただいたので、導入が容易となりました。また、β版でネックとなったオフラインモードへの対応も進み、当社としてのニーズを前向きに反映いただいて感謝しています。
── 現場での率直なご意見をいただけたからこそ、hakaru.aiの製品版は成長できました。実際にご利用いただいてみて、いかがでしょうか?
QRコードによりメーターを識別できるため、初めて現場に行った人間でも間違えることはなく、自動撮影モードでは音声でも数値が確認できるため、高い精度で検針が可能となり、パソコンへの入力作業も軽減され、非常に使いやすくなっています。
── AIやクラウドのサービスを導入されるには、ご調整も必要だったのでははいでしょうか?
まず、新規の導入にあたっては、お客さまのデータをクラウドサービスで利用するためのセキュリティ対策の状況が問われましたが、御社は十分に高いレベルでのセキュリティ対策を行われているようで、システム部門から導入許可が下りました。
次に、当社ではちょうど社員へのスマートフォンの貸与が始まった時期と重なり、細かい運用ルールが未整備であったため、導入を進めていくステップごとに、システム部門とやり取りが発生するなど、時間が必要でした。
── ご尽力、本当にありがとうございました。現場のみなさまからのお声はありますか?
毎月末に100台以上の検針を行っている現場でも、ほぼ読み取りミスもなく、パソコンへの入力作業も軽減され、30%以上の効率化が進んだのではないかと思いますが、その分、他業務へ集中できるようになったと、評判も上々です。
── それは私たちにとって、大変うれしいお声です!
ところで、導入にあたっては他社さまのサービスとの比較もされましたか?
1社テストをさせていただきましたが、AndroidOSのみの対応であったことと、各メーターは人間が選択する必要がありましたので、導入は見送りました。
── hakaru.aiは、初期設定時にQRコードを貼っていただければ、メーターの種類なども気にせず、撮影していただくだけで記録ができる、という点はこだわりのポイントでもあります。
そうですね、QRコードで識別できるので、初めての現場でも間違えることがなく、検針の質も効率もあげられました。
── ご利用いただいたお立場から、どういう現場にhakaru.aiをおすすめできるか、を教えてください。
設備投資が不要ですので、対象現場の入れ替わりがあるようなところには向いてると思います。
今後、よりビル検針の現場で使いやすくなるような要望も伝えていますので、hakaru.aiの機能向上に、期待しています。
── はい、機能の向上・改善をつづけていきます。ありがとうございました!
※掲載内容は2019年10月時点の情報です。本件に関するすべてのお問い合わせはGMOグローバルサイン・ホールディングスにて承ります。
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