株式会社菱サ・ビルウェア
- 業種ビル・マンションなどの建物総合管理業
- 規模650名(2024年4月1日現在)
- 利用用途ビル・マンションの設備管理のメーター検針。電気メーター、ガスメーター、水道メーター

日常的な設備の点検や診断から、環境衛生管理、警備保安まで一貫して取り扱う、ビル・マンション管理のエキスパートである株式会社菱サ・ビルウェアさま。三菱電機グループの総合力を背景に建物の資産価値の維持向上を支えるビル管理業務をトータルでサポートされています。hakaru.aiはビル・マンションのメーター検針の品質向上や業務改善を目的に、2度のトライアルを経てご導入いただきました。その経緯について、東京支店のビル管理1部部長、轟順二さまにお話を伺いました。
- 課題
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- 「メーター読み間違え・記録間違え」、「事務所における入力間違え等による処理ミス」に関するリスク解消
- リスク低減のために行う検針値のチェック時間の短縮
- 検針業務の効率化・品質向上・業務改善・生産性向上
- hakaru.aiの
選択理由 -
- メーターのAI読込精度が高く、当社が抱えていた課題がクリアできる
- システム利用料とメーター数に応じて加算される料金システムで安価に利用できる
- 導入の前に面倒な手続きもなくスムーズに無料トライアルが実施できた
- 効果
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- CSVデータで検針値をダウンロードでき、各種手入力業務が不要になった
- 検針値のチェック時間の短縮ができた
- 撮影と同時にデータがアップロードされるため、現地作業の読み忘れも容易に判別できるようになった
- 現地作業者の検針業務進捗状況が事務所でも把握ができる
“2年前は採用を見送りましたが、今回のトライアルでは読み込み精度が非常に高く、精度が約98%と向上しており、課題解決に向けて前進できると判断しました”
株式会社菱サ・ビルウェア
東京支店 ビル管理1部 部長 轟 順二さま
当時はhakaru.aiの読み取り精度が追いつかず、お役に立てなかったということでした…。
はい。実は2年ほど前にトライアルを実施した際には、AI読み込み精度が十分ではなく、
会社として導入を見送った経緯がございました。
とはいえ、検針業務の効率化や品質向上には改善の必要性があると認識していましたので、
当社としては情報の収集は続けておりました。
日々のAIモデルのメンテナンスとともに、ここ数年で改善を重ねてきました。
あらためてトライアルを実施いただきましたが、どんな印象でしたでしょうか?
今回、導入の決定前に実施させていただいたトライアルでは、読み込み精度が非常に高く、
精度は約98%と向上していました。
参考までに、読み込めなかったメーターは、水道メーター内が結露しており、
そもそも目視でも読み取り困難なケースと、少数点1桁の誤りでした。
AIの精度改善は地道に取り組んでいるところですので、開発メンバーも励みになります。
トライアル自体は問題なく進めていただけましたか?
無料トライアルをご利用する際の手続きには、手間が掛かるかと想像しておりましたが、
面倒な手続きもなくスムーズにトライアルを実施させていただきました。非常に感謝しております。
実際に、当社契約のお客さまの8物件を対象に実施しましたが、メーターのAI読込精度は高く、
当社が抱えていた課題がクリアできると判断できました。
無料トライアルから簡単に利用できたとのことで、ひとまずほっといたしました。
さらなるご要望はありませんか?
……現在、頭に浮かびません。基本的にわかりやすく、簡単な操作画面構成となっており、満足しております。
気に入っているところは、撮影写真と検針値を同一画面で確認できる点と、CSVデータで検針値をダウンロードできることから、各種手入力業務がいらなくなったことです。事務処理効率化上、非常に重宝しております。
また、現場で撮影したと同時に所定箇所にデータがアップロ-ドされるため、現地作業の読み忘れが容易に判別できる点も非常に気に入っております。
メーターを点検することだけでなく、業務全体としての時間効率化にお役立ていただきたいと考えています。アプリ画面でも、点検漏れがないかを視覚的にチェックできるよう工夫しました。
あと、現地作業者の検針業務進捗状況が事務所から把握できる点も非常にありがたく、利用させていただいております。
現場の検針後の事務作業には、紙の到着を待つ時間も必要だったと思いますが、これをカットできるのもペーパーレスの利点ですので、作業進捗を視覚的に確認できる画面を用意しました。
このようなツールの導入を検討する際に、当社で重視するのは、品質向上、業務改善、社員のモチベーションアップ、時間短縮です。
数多くのお客様(ビル・マンション)の検針業務を実施させていただいておりますが、その検針業務の中で発生しうる「メーター読み間違え・記録間違え」や「事務所における入力間違え等による処理ミス」に関するリスク解消は大きな課題でした。加えて、このリスク低減のために行っていた検針値のチェック時間の短縮も大きな課題です。(hakaru.aiの導入で)課題解決に向けて前進できると期待しています。
みなさまのご意見、ご要望から学ばせていただき、改善を続けてまいります。
今回、ご採用いただいたお立場から、hakaru.aiは周りの方におすすめできそうでしょうか?
そうですね。どの会社においても検針業務が直接お金に紐付くデータとなるため、おそらく、このリスク回避は大きな課題として捉えられているのではないでしょうか。同じ苦労しているならば、改善事例として、同業他社に勧めたいと考えます。特に、検針数が多いほど効果が発揮され、常駐管理現場など大規模現場では、目に見えて改善を感じられると思います。
では、導入ご担当者さまとして、ご苦労されたポイントも教えてください。
なお、QRコードのシール印刷に関しては、案内いただいたシートを利用したところ、予想に反し手間なく作成することができました。
この点については、hakaru.aiでも改善検討をしていきたいと思います。
そのほか、期待されることはありますか?
CSVダウンロード項目の選択方法や、隔月検針の台帳の利便性の向上、
カウンター式メーターの末尾桁の処理精度など、現場からのさらなる改善要望はあがっています。
いくつかは近く改善できるよう、チーム一同、尽力してまいります!
最後に、今回ご導入いただいた決め手とご評価いただいている点についてご紹介いただけますか。
当社の事業形態においては、hakaru.aiのシステム利用料とメーター数に応じて加算される料金システムが合っており、選択の決め手となりました。また、メーター数が増えるとボリュームパックとして、ディスカウントが適応されるのもよいです。やはり、価格はより安くしていただければありがたいですね。
今後は、技術力を発揮しなくても対応できる業務を、技術を要する技術者の仕事に時間をシフトすることも重視していきたいと考えております。hakaru.aiの導入効果として、検針の品質向上や業務改善に加えて、社員のモチベーションアップ、時間短縮につながっていることを評価しています。
この度は、貴重なお話をありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
※掲載内容は2025年3月時点の情報です。本件に関するすべてのお問い合わせはGMOグローバルサイン・ホールディングスにて承ります。
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