オフィスからショッピングモール、集合住宅やホテルなどさまざまな建物の維持管理を手掛ける老舗総合ビルメンテナンス企業であるセイビさま。全国のグループ企業にて、建物に関する専門性を備えた業務を幅広く展開されています。hakaru.aiのセミナーからメーター読み取りのサービスに興味を持っていただいたという、建物管理業務ご担当部署の部長である小田茂さまにお話しを伺いました。
株式会社セイビ 営業部 第三業務部 部長 小田 茂さま
── セイビさまには、当社よりご案内をして、メーター読み取りサービス「hakaru.ai」を知っていただきました。第一印象はどのようなものでしたか?
私どもではそれまで、検針に関するサービスは探してはおりませんでしたが、貴社のプレゼンから興味を持ち、内容を確認しました。まず、指針を解析して同時に写真データが保存されること、しきい値を設定すれば異常値が通知されること、この2つに目が留まりましたね。
── その2点のポイントが気になられたということは、検針業務そのものには、課題をお持ちだったのでしょうか。
── hakaru.aiは、スマホで写真を撮るだけで、メーター写真の保存と値のデータ化は同時にできます!
そうですね。検針作業としては大幅に改善されました。
── ありがとうございます。ただ、現場では難しい点もあったと聞いていますが…
現場の設置状況が大きな要因にはなるのですが、テストを実施したアウトレットモールでは、検針をする電灯メーター(分電盤)がバックヤードにあり、倉庫を兼務していることもあり分電盤の扉が開けられない状態にあると、ガラスの小窓を通して撮影せざるをえないので、光の加減で精度があまりよくない状況もありました。
── 光の反射で見えにくいメーターの読み取りについては、画像から解析しているため、どうしても課題があります。対応策はhakaru.aiでも模索していきたいと思っています。
ところで、現場テストの際、現場のご担当者さまの反応はどうでしたか?
── 小田さまには、いろいろとご尽力をいただき本当に感謝しております。
AIやITの技術が、手元の作業の効率化はもちろん、今後のデータの活用につながることも含めてお役に立てるよう、hakaru.aiももっとがんばらなくてはと思いました。
よろしくお願いします。当社では、清掃業務において清掃ロボットの運用に関するプロジェクトが進んでいたり、ファシリティーマネジメント関連ではシステム導入の実績もあり、適宜、新技術の導入にも取り組んでいますが、hakaru.aiの導入ポイントは、作業の簡略化(検針値の入力・写真の保存)が第一となります。
── まずは、そこの精度を上げることが、私たちの使命ですね。
hakaru.aiの読み取りは、ある程度、異なる環境に対して汎用性を持ってはいますが、改善をつづけていきたいと考えています。
撮影するハード(スマホやタブレット)のスペックもあるかと思いますが、撮影時の認識度のさらなる向上は目指してください。
── かしこまりました! そのほか、みなさまからご要望はありますか?
── メーター有効期限切れの事前通知機能については、まさにいま機能実装中です。そのほかについても、随時検討してまいりますね。
この度は、貴重なご意見をお聞かせいただき、ありがとうございました!
※掲載内容は2021年12月時点の情報です。本件に関するすべてのお問い合わせはGMOグローバルサイン・ホールディングスにて承ります。
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