#読み物
2021.11.9
メーターの付け替えなどの大きな初期投資が不要で、今あるメーターにQRコードを貼るだけで始められる、スマートフォンによるメーター読み取り「hakaru.ai」の仕組みについて ヒューマンエラー防止の観点から解説します。
さて、ヒューマンエラーは「誰でも起こす可能性がある」ことをまず理解し、対策していくことが大切だということでした。その対策の選択肢として、hakaru.aiのようなデジタルツールを使い、AIの“目”を借りて、疲労の軽減や作業の時間短縮を行うことで、ヒューマンエラーの原因や可能性をなくしていくことができます。
以下の〇で囲まれた10のパターンは、12種類あるといわれる「ヒューマンエラー」の特徴から、hakaru.aiの利用で回避できる可能性のあるパターンです。目視・手書きのメーター点検よりも、ミスを起こしにくくするポイントが、10もあります。
初期設定としては、hakaru.aiのアカウントを取得(最大1カ月の無料期間あり)して、スマホアプリをダウンロード。今あるメーターをパソコンの管理画面からhakaru.aiに登録し、QRコードを印刷してメーター付近に貼り付けます。そのあとは、スマートフォンを持って、パシャリとメーターを撮影するだけでテストを開始できます。
QRコードが記入箇所を紐づけるので、どのメーターの数値をどこに記入するか、などを記憶しておく必要もなく、その後、パソコンで転記入力をすることも不要、数値はすでにデジタルデータとして記録されています。もちろん、撮影した画像も保存され、合わせて撮影した日時も記録されるので、データ改ざんの防止にも、エビデンスにもなります。点検時に光の反射などで読み取りが上手くいかなかった場合に、作業者がその場で数値を直したり、連絡用のメモをつけたりすることもできます。
点検作業者がスマホでメーターを撮影すると、hakaru.aiがわずか数秒で処理した数値を手元の画面表示と音声で返します。同時に、その数値と画像データは遠隔の管理者がウェブ上でリアルタイムに閲覧することも可能です。手書きや入力時の作業エラーを防ぐだけでなく、作業手順の標準化や、作業時の注意喚起ができるなどのメリットもあります。
いかがでしたでしょうか。hakaru.aiの公式サイトでは、登録当月が無料で使えるアカウントが配布されています。自動更新もなく、途中キャンセルも可能なので、まずは安心してテストすることができます。現場での導入サポートも受けられますので、いつでもお問い合わせください。
この記事を読まれた方に、実際のサービスがわかる解説動画をご紹介します。